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由紀

Author:由紀
劇場で見た作品のみレビューしてます。

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★★☆☆☆・・・悪くはないけど
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トランセンデンス
監督の野心も人間の想像力は超越できず

原題:Transcendence
製作:2014年 米国、ウォーリー・フィスター監督
出演:ジョニー・デップ、レベッカ・ホール、ポール・ベタニー、ほか
レート:★★☆☆☆

Transcendence.jpg

人間の知性を超える人工知能「PINN」の研究開発に勤しむ天才科学者ウィル(ジョニー・デップ)。ある日、反テクノロジーを叫ぶ過激派グループに銃撃され命を落としてしまう。だが、彼の死の間際、妻エヴリン(レベッカ・ホール)はウィルの頭脳と意識をPINNへとアップロードすることに成功する。ウィルと融合したPINNはネットに繋がることで世界中のあらゆる情報を取り込み、やがて人類の想像をはるかに超えるレベルにまで進化していく・・。

脚本が「ブラックリスト」(製作前の脚本をハリウッドの映画会社やエージェントなどが投票してランキングしたリスト)の2010年度版にランクインした作品。なるほど文字で読む分には、哲学的でロマンチックな世界が頭の中に広がって楽しめそう。ただ、先日見た『her/世界でひとつの彼女』がうまく人間の想像の余白を映画の中に残していたのに対し、こちらはSF作品としての映像の作り込みが観客の想像の余地を奪ってしまい、結果つまらなくしてしまっている。

SF大作にありがちな欠点も見てとれる。人智を超えた壮大な存在に進化していくはずのジョニ男だが、一方で、物語が起きているのはアリゾナかどこかの砂漠の一角。ソーラーパネルが敷き詰められた地下施設という、地球規模で考えるとそれはそれは狭いエリアなのだ。ナノロボットが土壌や水分に入り込み自然をも操る神のような存在になるのだが、ジョニ男が相対するのは数十人程度の州兵。おいおい、神様ともあろうお人がアリゾナの小さな田舎町で何をやっているのだ?と、とぅっこみを入れたくなった。

というわけで、ノーラン作品で撮影監督を務めてきたカメラマンの監督デビュー作はやや期待はずれな結果に。制作費100億円に対して興収約90億(7/14 Mojo調べ)。いわゆるコケてしまったわけだが、ノーラン・ファミリーから独立する道を選んだフィスターが、監督の第一歩としてこのようなリスキーなSF大作にチャレンジしたその野心は買いたい。


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テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

映画 | 16:43:46 | トラックバック(0) | コメント(0)
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