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由紀

Author:由紀
劇場で見た作品のみレビューしてます。

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インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌
シンガーソングライター濃度100%

原題:Inside Llewyn Davis
製作:2013年 米国、ジョエル・コーエン&イーサン・コーエン監督
出演: オスカー・アイザック、キャリー・マリガン、ジャスティン・ティンバーレイク、猫、ほか
レート:★★☆☆☆

Inside-Llewyn-Davis.jpg

1961年、ニューヨーク、冬。若い世代のアートやカルチャーが花開いていたエリア、グリニッジビレッジのライブハウスでフォークソングを歌い続けるシンガー・ソングライターのルーウィン・デイヴィス(オスカー・アイザック)。音楽をこよなく愛する彼だったが、なかなかレコードは売れない。友人宅のソファをベッド代わりに、転々とする毎日。レコーディングの話が来たり、オーディションもあったりするが、自分の信念は曲げないから売れない。誇りとお金を天秤にかけ、今日もコーヒーショップで食いぶちを稼ぐために歌う・・。

'60年代の音楽シーンはこれっぽっちも分からない。そのせいか、この映画をじゅうぶんに味わえたか微妙なところ。

ボブ・ディランが憧れたというミュージシャンの自伝を元にした物語ということで、当時のフォーク・シーンを描いたお話なのだが、フォークを愛する主人公はとにかくだらしなくて、お金のことも、女性のことも、姉弟のことも、とにかくだらしない。

売れるシステムに乗っからないと先には進めないのは分かってるのだろう、ルーウィンはお金よりも自分の信念を優先して生きている。"自分の歌"だけを歌って生きる(時には生活のために人の歌も歌うけど)、シンガーソングライター濃度100%のような男。

あまりにうだつが上がらなすぎて、どこか共感できない。ビジネスで生産された音楽しか聞かないからだろうか?どうにもルーウィンの生き様に心が動かされない。

'61年はボブ・ディランのデビュー年。映画の最後、ボブ・ディラン青年らしき人物にスポットライトが当たっているところでフェードアウトしていく。時代が移り変わっていくが、ルーウィンの生き方は変わらない。作品として伝えたいメッセージははっきりしていて分かりやすい。

コーエン兄弟独特のトリッキーな演出もあった。映画の冒頭とラストが奇妙に重なりあい、デジャヴになる。過去のフラッシュバックなのか、現在進行しているのか、結局よく分からない。

分かったのは、『ノーカントリー』('07)のシリアルキラーから『トゥルー・グリット』('10)の西部劇まで、幅広いテイストの映画を作ることができる、才能あふれるすごく変わり者の兄弟だということ。


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テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

映画 | 10:33:13 | トラックバック(0) | コメント(0)
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