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由紀

Author:由紀
劇場で見た作品のみレビューしてます。

※基本的にネタバレしてます。その点ご留意ください。※

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★★☆☆☆・・・悪くはないけど
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ゼロ・グラビティ
新しい次元へ突入した驚愕の映像体験

原題:Gravity
製作:2013年 米国、アルフォンソ・キュアロン監督
出演:サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー、ほか
レート:★★★★☆

gravity4.jpg

初のスペース・ミッションで宇宙に来ているライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)は、ベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)とともにデータ通信システムのメンテナンスを行っていた。これが最後のミッションとなるマットは、新しく開発されたジェットパックで宇宙遊泳をしながらヒューストンと会話しながらジョークを飛ばしている。一方のライアンはどこか不安げな表情で作業をしている。そこへヒューストンから緊急退避の連絡が入る。ロシアが故障した衛星を破壊した際に出た破片(デブリ)の大群が高速でこちらへ向かっているというのだ。間もなくしてデブリが強襲し、ライアンは宇宙へ放り出されてしまうのだった・・。


もう体験しましたでしょうか?

ええ、これは観賞ではなく、"体験"です。


ぶっちゃけ、DVDではこの作品の醍醐味は半減、劇場で3Dで見ることでしかこの体験は得られないでしょう。(まして、スマホで見るなどもってのほかです。)『アバター』('09)でズッコけさせてくれたキャメロンに敬意を表し、ことごとく3D作品を避けてきた長年のアンチ3D派の私が言うのだから間違いありません。いや、3Dはあっていいと思いますが、割増料金を払うだけの価値を提供できてる作品は限られていると思います。

この作品は、これ見よがしの3Dひけらかしムービーではありません。'11年あたりにピークを迎え、去年あたりからようやく3Dブームのピークが過ぎた模様でホッとしつつありますが、これまでのほとんどの3D作品に「3Dで作ってまっせ!」という"3Dサービスショット"が入ってたものでした。しかし本作は、ちゃんと伝えたいテーマが根底にあり、それを物語の中で効果的に語るために映像が作られていると感じました。

ほぼ全編、「これどうやって撮影したの?!」という疑問が頭を離れない、そんな驚きの映像が続きます。たとえば、宇宙空間に放り出されたライアンを遠くから捉えたカメラがゆっくり近づいていく。ヘルメットの中の恐怖におののくライアンの表情を捉えると、なんとカメラはスーッとヘルメットの中へ!同時に、それまで無線を介して聞こえていたライアンの荒い息遣いが生の音に変わる。カメラはライアンのどアップを写した後、ヘルメットの中でゆっくり向きを変え、ヘルメットのガラス越しに地球が出てくるというマジック。

ただのアクションムービーではなく、そこにはライアンという女性の再生の物語がある。胎児のように浮遊するシーン、水をかき分けて浮上するシーン、目を閉じて終わりを悟るシーンなど、死と再生をイメージさせる映像があり、最初と最後で見せるサンドラ・ブロックの表情の違いは、一人の人間がまるで生まれ変わったかのような変化を見せます。


ちなみに、せっかく3Dで見るならより上質のスクリーンで、と思い、本作は11月末にリニューアルオープンしたTOHOシネマズららぽーと船橋のTCX(TOHO CINEMAS EXTRA LARGE SCREEN)で観賞した。これはTOHOシネマズが独自規格で開発した高さ10.1m×幅18.8mの超巨大スクリーンだ。デカいだろうとは思っていたが、劇場に入った瞬間あまりの想像を越える大きさでビックリしてしまった。スクリーンの前に立って見上げると、10mなのでビルの3階くらいの高さ。横幅も壁の端から壁の端まである超ワイドスクリーン。

音響もDolby Atmosと呼ばれる最新のシステムが備わっており、壁に天井に配置されているスピーカーのおかげでまさに音に包まれているような感覚を味わえた。スピーカー1つ単位で音が設定可能なため、ヒューストンのコントロールセンターからの届く通信音声が、ピピーと右斜め後ろの一つのスピーカーから聞こえたり、宇宙遊泳を楽しむジョージ・クルーニーが前からやってきてサンドラ・ブロックの後ろに周ると、声も前から後ろに移動していくといった具合で、まさにその場にいるような臨場感を体感できた。

3Dの質も、思っていたよりはるかに素晴らしく、明るさが薄暗くはならないし、字幕も無駄に飛び出ておらず画面下にどっしり落ち着いていて読みやすい。これまで、間に合わせでつくったような3D作品は"紙芝居"のようなしょぼい奥行き感しか出てなかったものだが、この作品は手からこぼれ落ちた工具がクルクルと回転しながら目の前まで近づいてきたと思えばパッとクルーニーがそれをキャッチするなど、宇宙という舞台設定がふんだんに発揮されている良質の3Dだった。

来年3月に日本橋にオープンするTOHOシネマズにも都内では初として導入されるようなので、ぜひ一度お試しいただきたい。


繰り返しになるが、この作品はテレビ画面では魅力が半減してしまうので、近いうちにもう一回見に行こうと思います。そのくらいの価値はあると思います。



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テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

映画 | 18:15:59 | トラックバック(0) | コメント(0)
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