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由紀

Author:由紀
劇場で見た作品のみレビューしてます。

※基本的にネタバレしてます。その点ご留意ください。※

星の位置づけ
★★★★★・・・何をおいても必見
★★★★☆・・・オススメ!
★★★☆☆・・・一見の価値はあり
★★☆☆☆・・・悪くはないけど
★☆☆☆☆・・・私は薦めない

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2013年、この3本!!
一年の締めくくり恒例企画、「2013年、この3本!!」。

まだ何本か見る予定ではいますが、ひとまず今年はここで締めます。

今年は劇場で鑑賞したのが65本(DVD含まず)。本数は昨年とほぼ横ばいで、今年もたくさん見に行けました。これらの劇場観賞作品の中から、「この作品に出逢えて良かった!!」と思えたものを3本ピックアップしました。



❖風立ちぬ❖

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72歳の純情、急ぎ足の遺言

今年はもう、この作品に尽きる。今年見た映画の中でもっとも、時間も思い入れもつぎ込まれた作品となった。4回見に行ったが、4回とも涙をたらす体たらく。もちろんこの作品に対してというのもあるけど、この作品を作った宮崎駿監督に対して感動した部分が大きかったんだと思う。

引退発表前だったが、本作を見ながらきっとこれが最後の作品になるだろうとおよそ予感はしていた。そんな最後の作品に彼が込めた、「不安は尽きない時代だが力を尽くして生きよう」と、「幸せは自分のためじゃなく人のために生きる中にある」というメッセージは胸の一番深いところに届いた。



❖ザ・マスター❖

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想起から想像へ、二つの魂の出逢いと別れ

少し前にDVDで改めて見直したが、やっぱりテーマは難解ですね。

この監督は何が言いたいんだろうって考え出すとすごくややこしい作品。ただなんというか、この作品の持つクラシックで重厚な空気観が映画好きにはたまらない。それは65mmフィルムならではの味わいのある映像によるところが大きいのだが。

オスカーこそ獲得ならなかったが、本作でのホアキン・フェニックスの怪演ぶりは映画史に名を刻むくらいの価値あるものだと思う。それを真正面から受けて立ったフィリップ・シーモア・ホフマンの大きさ(お腹のことではなく)。この2人の演技力なくしてこの作品は成立しなかったとも言える。



❖世界にひとつのプレイブック❖

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狂った世界で見つけた希望の光

傷ついて気付かされる人の気持ち。

最高のラブストーリーをこの二人は見せてくれた。パット(ブラッドリー・クーパー)がもがき苦しむ様には胸が締め付けられる思いがしたし、そんな彼に、自分の弱さも醜さも全部さらけ出してぶつかって行ったティファニー(ジェニファー・ローレンス)。遠回りした時間の分だけ、最後にカウチで寄り添う二人の明るい表情がより輝いて見えた。




ということで、今年5つ星を付けた3作品がそのままトップ3に。しかし4つ星を付けた作品がなんと18もあった。なのでここではサブ部門を設けて、4つ星作品の中から「これぞサブ部門最高の一本!」を挙げていくことにします。


【2013年、アクション大作この一本!】

◆スタートレック・イントゥ・ダークネス
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ハリウッド随一の奇術師 J.J.エイブラムス!!

エイブラムスは観客を楽しませることにかけてはハリウッド最高峰。SF小僧が仕掛ける映像トリックのおかげで我々は一緒に宇宙を冒険できる。再来年、2015年冬に彼が連れて行ってくれるもう一つの冒険はどんなワクワクが待っているだろう?


【2013年、ヨーロッパ作品この一本!】

◆鑑定士と顔のない依頼人
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手袋を外した手で掴もうとしたもの

昔ほど映画音楽を作らなくなったモリコーネ師匠の希少なマスターワークに酔いしれつつ、ヨーロッパのトレビアンな雰囲気に浸りながら謎に満ちた室内劇を楽しむ一本。

なお、この部門は、『ある愛へと続く旅』と僅差の勝負だったということも付け加えておこう。人生を賭けた愛の物語という意味ではこちらもひけをとらない。


【2013年、スリラーこの一本!】

◆マーサ、あるいはマーシー・メイ
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この世界に自分の居場所がなかったら

家の中に自分の居場所がなかった。ある人に声をかけられ付いていくと、そこには同じような仲間がたくさんいた。新しい名前をもらい、みんなで寝て、食べて、畑を耕し、歌を歌い、互いを尊重して生きていた。はずだった・・。

お化けよりも殺人鬼よりも怖い、人の心に巣食う孤独の話。今年の編集賞もあげたい。



【2013年、アニメこの一本!】

◆シュガー・ラッシュ
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スイートな世界の極上な友情物語

子ども向けかなーと舐めてかかったらとんでもない。すごーく良いお話。自分のためじゃなくて人のため。駿ちゃんの言葉に通じるテーマ。大人も必見、いや、大人だから必見。



【2013年、SFこの一本!】

◆ゼロ・グラビティ
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新しい次元へ突入した驚愕の映像体験

SF部門で挙げてるけど、「今年の3本!」に匹敵する作品。2度観賞。映像ばかりが取り上げられるが、一人の女性が過酷な体験をとおして再生していくストーリーは、ドラマとしてもじゅうぶん見応えがある。3D復興のきっかけになるかは分からないが、映画史に名を刻む一本であることは間違いない。


【2013年、ドラマこの一本!】

◆ウォールフラワー
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今、この瞬間ぼくらは無限だ

ドラマ部門は『セッションズ』と迷いに迷った。どちらも甲乙つけがたい。比べられるものではないんだけど。より胸をえぐられるような思いがしたのはこのウォールフラワーの方。青春という特別な時間の切り取り方が絶妙にうまかった。そんなに青春に興味がない人でも、むっちりワトソンだけは抑えておくべし。


こうして見ていくと、弱い人、傷や痛みを抱えている人にスポットライトが当たっている作品が多い。どうしてもそういう作品を選んで探しているフシがある。

それは、生きることが当たり前に思っていた昔とは、決定的に世の中の見方が変わったことの現れかもしれない。時間や経験を重ねる中で、人生は有限であると気付く。弱さや痛みを抱えている人は、有限の生を生きている。

そういう人物たちが何を見つけるのか、映画はいろんな形を見せてくれる。100の映画があれば、100の人生があるように。

そこから大事なこと、忘れちゃいけないことを見つける。まだまだ至らないことばかりだけど、映画を見て、また自分を見つめなおす。毎日そんなことの繰り返しです。




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テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

映画雑感 | 15:44:38 | トラックバック(0) | コメント(0)
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