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由紀

Author:由紀
劇場で見た作品のみレビューしてます。

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ウルヴァリン: SAMURAI
X-MENシリーズの名を落とすポンコツ作品

原題:The Wolverine
製作:2013年 米国、ジェームズ・マンゴールド監督
出演:ヒュー・ジャックマン、TAO、福島リラ、真田広之、ほか
レート:★☆☆☆☆

これまでのX-MENシリーズはもっぱらDVD観賞だったので、初のシアターX-MEN。予告を見る限りお寒い感じなのではと思って見に行ったら、期待どおりのメチャ寒ムービーだった。

wolv1.jpg

1945年、ウルヴァリンことローガン(ヒュー・ジャックマン)は長崎にいましたとさ。そこへ原子爆弾が投下され、ローガンは間一髪のところでたまたま目の前を逃げてた将校・矢志田クンを救ったとさ。時は現在、ジジイになった矢志田クンは日本の大企業グループの総裁となっており、あの時助けてくれたお礼に不老不死から解放して差し上げましょう、とローガンを日本へ招待しました。老衰で息を引き取った矢志田クンの葬儀で、彼の孫娘マリコ(TAO)が忍者の格好をしたヤクザに襲われます。マリコを守って長崎へ逃げたローガンですが、敵に捕まって肉体の回復能力を奪われてしまいます。満身創痍ながら敵を退けたローガンですが、彼の前に現れたラスボス・シルバーサムライの素顔はまさかの矢志田クンでした。以上。


みなさんご存知のように、ハリウッド作品で描かれる日本はたいがいトンデモな描写になっている。その例に漏れず、この作品に出てくるニッポンは日本人の目にはとても気色悪いニッポンが描かれている。

なんでもイケメン真田氏が、日本の描写に関してあまりに日本の実像とかけ離れている場合は監督やスタッフとのディスカッションの末、変更をお願いしたということらしいが。実際のところはトンデモ描写満載である。たとえば、矢志田クンの豪邸の一室で剣道(らしきもの)が行われていた。防具を着たままバク宙で竹刀をよけたり、挙句は両手に竹刀を持って二刀流になってたり。あれは許容範囲なのだろうか。

細かい点を挙げだしたらキリがないんだけど。たとえば、"矢志田"っていう名前。普通に考えると当初"吉田"だったと思われる。だが、ストーリー上度々出てくる名前で、おそらくアメリカ人が"YOSHIDA"と発音できないので、彼らが発音しやすいように"YASHIDA"に変えたに違いない。ま、発音に関してはお互い様だからしょうがないけれども。

新幹線の屋根の上のファイトといい、ラストの敵アジトでのファイトといい、これまでのX-MENシリーズのレベルをはるかに(下方向に)凌駕するポンコツ映像だ。その終盤の敵アジトのある村はセット感丸出しでショボく、忍者が出てきたりしてもうドリフのコントにしか見えなかった。このクオリティでマーベルの名前を冠しているのだから驚き以外のなにものでもない。

見どころを探せば、文句のつけようがないヒュー・ジャックマンの肉体の仕上がりくらい。あと、ラストであの二人が出てきたシーン。おお!と、ようやくX-MENシリーズに戻ったと感じさせてくれるシーン。それくらいでしょうか。


日本を舞台にすれば日本人が喜ぶとアメリカ人はまだ思ってるのだろうか。ハリウッドではいろんな国を舞台にした作品が作られている。たとえば『アルゴ』でイランが舞台になってたり。イランに詳しくない人間はなんの疑いもなく見てしまうかもしれないが、あれが実際の当時のイランの実像なのかどうか、イラン人の目にはどう映るのか。

まあ、たかだか映画の舞台にすぎないんだから別にいいんだけど。ただ、これからはもっと疑いをもって見る必要がある。
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テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

映画 | 10:38:38 | トラックバック(0) | コメント(0)
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