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由紀

Author:由紀
劇場で見た作品のみレビューしてます。

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スター・トレック イントゥ・ダークネス
ハリウッド随一の奇術師 J.J.エイブラムス!!

原題:Star Trek Into Darkness
製作:2013年 米国、J.J.エイブラムス監督
出演:クリス・パイン、ベネディクト・カンバーバッチ、ザカリー・クイント、ほか
レート:★★★★☆

stunning-star-trek-into-darkness-wide-wallpapers.jpg

USSエンタープライズの船長カーク(クリス・パイン)らは、発展途上の文明を調査するために惑星ニビルに来ていた。しかし火山の噴火によって命の危険にさらされたその星の人間たちを助けてしまったことで、"他文明の発展に干渉してはならない"という惑星連邦のルールを犯してしまう。地球に戻ったカークは、エンタープライズ号の船長解任という厳罰をくらってしまう。

そんなある日、ロンドンの軍事施設でテロが起きる。カークを含むスターフリートの艦長クラスが招集され、犯人は元スターフリートの隊員であることを知らされる。その矢先、突如窓の外に現れた戦闘機によってカークらのいる会議室が蜂の巣の攻撃を受ける。操縦席にいたのはテロの犯人、ジョン・ハリソン(ベネディクト・カンバーバッチ)だった。

襲撃はカークによって凌いだものの、ハリソンはトランスポーテーションで地球外へ逃亡。カークの上司であるパイクが命を落としてしまう。怒りに震えるカークに対し、司令長官マーカス(ピーター・ウェラー)はハリソン追跡を命じ、再びエンタープライズ号の船長に任命する。

カークらはハリソンの逃亡先である惑星クロノスに向かう。クロノスに居住するのは、連邦と敵対するクリンゴン族。カークらはそんなクリンゴンと戦闘になってしまい、劣勢に立たされていたところをハリソンによって救われる。ハリソンは、カークらがマーカスの命令によって72発の魚雷を持ってきたことを知るや、突如、降伏を申し出る。

囚えられたエンタープライズ号の船内でハリソンは驚くべき真実を語る。自身の本当の名はカーン。300年前に遺伝子操作によって生み出された優勢人類で、超人的な頭脳と肉体を持つ。72名の仲間とともに300年間凍眠させられていたところをマーカスによって発見される。マーカスは仲間を人質にとり、クリンゴンとの戦争のために宇宙船や兵器の開発を強いられていた。その反撃としてロンドンの施設を爆破した、というのだった・・。


・メッセージ
ハリウッド随一の奇術師、J.J.エイブラムスによる爽快ジェットコースターSF超大作。

本作を見て改めて、J.J.エイブラムスという男は類まれな才能を持つ奇術師だと痛感。今のハリウッドで娯楽大作を撮らせたら、彼ほど、分かりやすくてそれでいて引き込まれるストーリーと、爽快でワクワクさせられるアクション映像を作ることができる人間は他にはいない。重厚な作家性のようなものはないかもしれないが、スクリーンの前にいる人間を、まるで手品を見せるようにのめり込ませてしまうその手腕は、まさに奇術師だ。

本作に対して否定的な声を上げるオールドファンもいるかもしれないが、それでも旧シリーズの小ネタをあちこちに散りばめ、旧作を知らない人間が単独作として見ても楽しめるものとして成立させているのだから、これ以上なにを望むべきだろうか。ファンの私物となって腐ってしまっていたものをこれほど見事に復活させたのだから御の字だ。まぁ、まるで旧スタートレックに思い入れのない立場だからそう言えるのかもしれないけど。

果たしてスターウォーズはどうなるだろうか。つい先日、新作のエピソード7を35 mmフィルムで撮影することを発表した。過去作ずっとフィルムで撮ってきた彼が、デジタルの象徴だったエピソード1~3とは真逆の選択をした。彼のスタイルと、旧シリーズのエッセンス、どう交わるのか今から楽しみだ。


・演出/映像
以下、さすがっすよJ.J.!3つの演出。

1. エンタープライズ号内の光の波紋
地上にいる時はないが、宇宙空間(船内)になると突如スクリーンの端々に出てくる光の波紋。物理的なことは分からないが、この何気ない加工によって宇宙空間っぽさが出る。"っぽさ"ってすごく大事で、事実を描いても面白くなかったら映画の意味がないわけで。特にこういうSFものの場合。実際に宇宙で光がああいう風に見えるのかどうかは別として、赤やら緑やらに光がまたたいていることで宇宙にいる臨場感が出る。それが大事。

2. エンタープライズからD型戦艦へのスペースジャンプ
意外に宇宙空間を人がまっすぐ飛ぶ映像って初めてかも。エンタープライズ号のエアーロックからマーカスの乗るD型戦艦へシュポーーーン!とジャンプ。フルフェイスのヘルメットに投影される目標経路に合わせながら背中にしょったエアコントローラーで軌道を調整する。これも前述の光の波紋と一緒で、こんなことをが本当にできるのかどうか分からないが、宇宙空間を人が飛ぶとしたらこんな感じかも!っていうのを見事にスピード感満載の映像で実現している。スリリング。

3. 地球へ墜落していくエンタープライズ号
ワープコアの装置がズレてしまったため船体の平行が保てず、傾くエンタープライズ号。その中をカークたちは壁面を走ってまわる。通路を人が横に落ちていく。この映像はインセプションなんだけど、カットを切らずに回したインセプションはどうしても"映像のつぎはぎ感"がところどころあるのに対し、本作はうまく編集することで傾いたり戻ったりする船内を走り回る人間のリアリティ溢れかつコミカルな映像を生み出していた。


・キャスト
主役はクリス・パインですが、完全にヴィランのベネディクト・カンバーバッチが主役を食ってしまっていました。悪役の方がかっこよく見えるっていうのを差し引いたとしても彼の存在感はパインを上回ってた。彼が本作の主人公といってもいいのではないでしょうか。当初カーン役にベニチオ・デル・トロとか候補に上がってたらしいですが。カンバーバッチで大正解ですね。個性的な顔立ちとバリトンボイスで見事な悪役を生み出しました。もうすでにそうですが、これからも間違いなく彼はハリウッドでひっぱりだこですよ。

Benedict_Cumberbatch_is_mesmerising_in_Star_Trek_Into_Darkness_preview.jpg


ドーデモイイヨダン:
昨年末、大変興奮して見た本作のTeaser Trailerですが、「There's greatness in you, ...」で始まるカンバーバッチの野太い声の台詞。ここの字幕訳がどうなっているかどうしても気になっていて見る前のチェックポイントの一つだったんですが。今か今かとカンバーバッチの登場を待っていたら、なんと、その台詞、カークの上司のパイクの口から出てきたではないか!

勝手な判断でルールを破ったカークをパイクが叱責するシーンで。カンバーバッチの登場はまだ先だろうと思ってたので気を抜いていたら突如冒頭でパイクがその台詞を言うもんだから、耳も目もはっきりと追えなかったのだが、たぶんパイクが言ってたと思う。一部だったかもしれんけど。少なくとも、その後出てきたカンバーバッチはこの台詞は言ってなかった。それは断言できる。映画を見た今だから分かるが、ストーリー上この台詞は、カンバーバッチの口から出るものではないのだ。

もう、予告編って一体なんなんだと思いましたね。予告で使われているシーンが本編では使われないとかは普通にあるし、それは予告が本編の制作途上の段階で作られるものだからしかたないとして。ただ、予告でしゃべっている台詞が、本編ではまったく別の人間の台詞になってるってどういうことよ!今回の場合は特に、悪役の台詞が、味方役の人の台詞になってたんだぞ。ここまでやっても予告向けの脚色で済ませていいのだろうか!?

って思いました。

間違ってるかもしれないのでDVDが出たら改めて確認します。
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テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

映画 | 16:37:24 | トラックバック(0) | コメント(0)
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