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由紀

Author:由紀
劇場で見た作品のみレビューしてます。

※基本的にネタバレしてます。その点ご留意ください。※

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★★☆☆☆・・・悪くはないけど
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ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
真実の選択、ハッピーエンドの行方

原題:Life of Pi
製作:2012年 アメリカ、アン・リー監督
出演:スラージ・シャルマ、ベンガルタイガー、ほか
レート:★★★☆☆

昨夏、初めて劇場で予告を見てから「これは絶対ないな」と思って、見るつもりサラサラさらさーてぃだった本作。それがフタを開けたら、賞レースの堂々のトップ集団のひとつ。「あんな予告なのにこれだけありとあらゆる賞にノミネートされているというのはただごとではない。見るべし。」ということで観賞。

Life-of-Pi-7.jpg

新作に行き詰まった若いライターが偶然パイ・パテルという男と出逢い、彼から驚くべき体験談を聞く。1960年代、パイはインドで動物園を営む一家の元に生まれた。パイ(スラージ・シャルマ)が16歳の時、一家はカナダへ移住することになるが、家族の乗る船は太平洋上で嵐に見舞われ、沈没してしまう。必死の思いで救命ボートにしがみついたパイは一命を取りとめる。だがそこには、船から逃げてきたシマウマ、オランウータン、ねずみ、ハイエナ、そして一頭のベンガルトラがいた・・。

・メッセージ
ラストのパイの問いかけに、この映画のすべてが詰まっている。

「お伽話のような物語と現実的な話、あなたならどちらを選びたいか。」

物語をつむぐ商売に携わる人間たちがこの作品を支持する理由はそこにあるのだろう。こうした言い方をするのはお門違いと怒られるかもしれないが、映画制作に携わっている人たちはどこか現実世界に対して後ろめたい感情を持っていて、この映画が自分たちの存在を肯定してくれた、そんな気持ちになったのではないか。もちろん、自分たちの仕事に誇りを持っているし、他の職業を下に見ることなどない。むしろ夢を売るには現実が見えていないと作れない。でも、彼らはどこかで、多くの人が生きる世界とはかけ離れた世界に生き、直視することに後ろめたさを感じている。「それでいいのだ。それが世界を救っているんだ」、この映画はそう呼びかけてくれているようで、映画人の魂を救済しているのかもしれない。

・演出/映像
映像は圧巻。こんな映像見たことない。『アバター』ではまったく感動しなかったが、本作の映像には驚かされた。例によって2Dで観賞した不届き者だが、これは3Dで見たほうがよかったかも。しかも詩的な映像美が作品のメッセージに合っている。ただ映像技術の品評会に出すために作られたものではない。

・キャスト
"アメリカの三池崇史"ことアン・リー。ジャンル問わずのボーダーフリーな作品作りで有名だが、荒唐無稽なストーリーの原作『パイの物語』を、見事に一つの映画作品として作り上げた。ちなみに当初、我らがシャマ神も映画化に手を上げていたらしい。シャマ神が作っていたら別の意味で世界を震撼させていただろう。
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テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

映画 | 11:59:17 | トラックバック(0) | コメント(0)
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