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由紀

Author:由紀
劇場で見た作品のみレビューしてます。

※基本的にネタバレしてます。その点ご留意ください。※

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東京家族
大船魂よ、永遠に

原題:東京家族
製作:2013年 日本、山田洋次監督
出演:橋爪功、吉行和子、妻夫木聡、蒼井優、ほか
レート:★★☆☆☆

小津安二郎の『東京物語』のリメイク。未見だけど観賞。

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瀬戸内海の小さな島で生活している平山周吉(橋爪功)と妻のとみこ(吉行和子)は、子供たちに会うために東京にやって来た。二人は個人病院を開く長男・幸一(西村雅彦)の家を訪れる。美容院を営む長女・滋子(中嶋朋子)、舞台美術の仕事に携わる次男・昌次(妻夫木聡)らが集い、家族揃って食卓を囲む。しかし忙しい日々を送る彼らは、やがて両親の面倒を見るのを億劫に思うように。一抹の寂しさを覚えた周吉は、用事を済ませとみこと共に島へ帰ろうとしていたその時・・。

・メッセージ
大先輩の魂を現代に伝えておきたい。

松竹大船撮影所で生み出されてきた多くの小津作品のうち、名作と呼ばれている『東京物語』を現代版としてリメイク。山洋は"リメイク"という言葉は使ってないが、キャラクターや物語の大筋、名台詞などからリメイクと呼んでしまって差し支えないという代物。

・演出/映像
テンポはかなーりゆっくりめ。彼らの作る映画は活劇ではなく日常を描いた家族ドラマ。そのくらいの前知識は入れて心づもりしておいたが、それにせよやや焦れた。尺は146分。山場がない代わりにダレ場もない。淡々と進むのが「長い!」と途中で嫌気がさしたとかでは決してない。ただもう少しテンポを上げて、120分で収めても良かったのでは。

テンポは、監督の役者の演技への演出に関係している。言葉の一言一句を明瞭にはっきりと、語尾まできちんと発音する。台詞は流さず、ひとつ一つしっかり置きにいく。出ている役者全員がそのような芝居だったため、監督の演出だったと思われる。こうしたテンポと役者の芝居の演出から、正直まるで紙芝居のような感じの印象をもった。その分、監督の丁寧な作品づくりへの想いも十分に伝わった。

・キャスト
吉行和子が醸し出す優しい母のぬくもりがなんとも心温まる。特に昌次(妻夫木聡)、紀子(蒼井優)と過ごした時間に見せたそれぞれとの会話はなんとも美しい。

妻夫木聡と蒼井優の関係は見ていて微笑ましく、若い二人に希望を感じさせてくれる。


---
「泣けます!」が宣伝文句で使われていた。たしかに良いお話だが、やや美化され過ぎているようにも。ただ、歳を重ねていけば、この作品の感じ方もまったくべつのものに変わっていくように思う。そういう意味で時を経てもずっと残っていって欲しい作品。
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テーマ:映画レビュー - ジャンル:映画

映画 | 10:04:02 | トラックバック(0) | コメント(0)
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